事業承継に民事信託のモラトリアム性(猶予期間)を組み込んだものです。 トライアル期間を設け、売主と買主の抱える不安を払拭し、よりよい信頼関係を結んだ状態で事業承継を行うことができます。 X社代表取締役のAさんが、自己の所有している株式(又は事業)をY社代表取締役のBさんに対し、期間を1年間として、信託します。 Bさんは、Aさんと共に、会社の運営に関与しながら、X社の業績や仕事内容を見定め、学ぶことが出来ます。 Aさんは、BさんがX社の後継者(事業承継先)にふさわしいかどうか、判断することが出来ます。 そして、1年間のトライアル期間を経た後に、AさんBさん共に事業承継を行いたいと思った場合、Bさんを帰属権利者として、株式(又は事業)をBさんに引き渡します。 やはり、事業承継は望ましくないとの判断に至った場合は、Aさんを帰属権利者として、株式(又は事業)をAさんに戻します。 ★メリット ①大事な会社を信頼できる人に引き継いでもらうことが可能 ②初めての業種でもトライアル期間中に修行をすることが可能 ③実際に会社に入り、会社を見定めることが出来るので、高額なデューデリジェンスが不要で、コスト削減にトライアル信託とは
事業承継のための信託
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